2022年08月29日スタッフブログ
事業再建を目指す皆様へ
2度目の投稿となりました。
株式会社PMGPartnersの深井でございます。
今回のブログでは、大切な会社を伴走させていただき、
どのようにして事業再建に取り組んでいくかを少しご説明させていただきたいと思います。
2020年1月にダイヤモンドプリンセス号と共にコロナが到来してから今日に至るまで様々な環境の変化がありました。
コロナ禍の煽りは飲食事業に収まらず多様な業種で直接的、間接的に影響を受けられた企業も多く、
資金繰りを支える為にゼロゼロ融資を受けられた経営者様を多く見てきました。
当初はすぐに収まるだろうと思っていたコロナ禍でしたが、皆様の期待を裏切り現在も日本の企業を苦しめているのが現実です。
ゼロゼロ融資の返済が始まっている企業も多く、当時融資のハードルが低く、
簡単に受けられたゼロゼロ融資の影響で過剰債務に陥ってしまった企業も多く、
銀行融資の返済条件を変更する特例リスケにて返済負担を抑える企業もコロナ前と比べると格段に増えております。
リスケ企業は追加融資を断られてしまうケースが多く、新たな資金調達が難しくなってしまいます。
資金調達が難しくなると、資金流出を抑える為に止血をしなければなりません。
・金融機関への返済
・税金、社会保険料の猶予申請
・買掛先への支払い条件変更要請
などが即効性があり、比較的簡単な方法だと考えております。
また経営して行くにあたり欠かせない、ヒト、モノ、カネの3要素の見直しと改善を行い、
好循環に転換して行くことが重要だと考えます。
また、経営方針、景気や業界動向、消費者の需要調査、労務管理、原価管理などから財務状況が悪化している原因を特定し、
早期に見直しを行うことで正しい環境づくりができるようになります。
毎日忙しくされている経営者さまは見直す時間が作れないとおっしゃられる事が多くあります。
ただ、大切な従業員、大切な会社を今後も継続して守って行くためにも見つめ直す時間が大切だと思っております。
私どもは、財務状況が悪化した経営から、健康経営に戻して行く過程を最大限お手伝いさせて頂きたいと強く思っております。
日本を支える中小零細企業の強い味方になれれば大変嬉しく思います。
引き続き熱いハートを持ってご対応させていただきますので、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。