2022年12月26日スタッフブログ
コロナ禍の実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」によるゾンビ企業の増加
いつも弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。
PMG Partnersの藤嶋です。
最近ではコロナ対策も徐々に緩和されていき、街中で外国人観光客を見かけることも多くなってきました。
経済が大きく動こうとしている中増えているのが「ゾンビ企業」です。
2021年度時点で約18万8000社と新型コロナウイルス渦前の19年度と比べると約3割を超えました。
コロナ渦の実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」などで過剰債務を抱える企業も増加しました。
2022年12月26日の帝国データバンクの記事を共有させていただきます。
上記のグラフから、円安による原材料価格の上昇などで「小売業」が最も高い数字となっており、
燃料価格や人件費の上昇に伴い変動の激しい「運輸・通信業」が2番目に高い数字となっています。
コロナウイルスの感染拡大に加え、円安やロシアのウクライナ侵攻により日本の中小企業は大きなダメージを受けており
ゾンビ企業の増加に拍車をかけていることと思います。
また、地域別にみると東北地方が最も高い数字であることがわかります。
コロナ融資はもともと返済能力のない企業まで融資を受け延命している可能性が高く、
過剰債務問題の解消を果たすことができない場合は倒産を余儀なくされます。
融資の返済はすでに始まっていくなか、多くの経営者様が返済に対して不安感を感じていることと思います。
そこで、融資を返済するのに要となっていくのが、企業再建です。
目まぐるしく変化する経済の中、業績をコロナ前に戻していくことは容易なことではありませんが、
私たちPMGPartnersでは本当の意味で経営を「晴れ」にしていくために、様々な角度から経営者様のサポートを行っています。
多くの経営者様が同じような不安感を持ち経営を行っています。
経営の相談こそ誰にでも相談できることではないことと思います。
数多くの経営者様と関わらせていただく機会が多い私たちだからこそ、寄り添いサポートさせていただけることもございます。
少しでも不安なことやお悩みをお抱えになっている経営者様こそぜひPMGPartnersへご相談していただきたいと思います。
今後も皆様の経営を「晴れ」にするサポートをして参りますので引き続きよろしくお願い致します。