2022年10月17日スタッフブログ
『組織作りの重要性』
3度目の投稿となりました。
PMGPartners 取締役の深井でございます。
今回は『組織づくり』について投稿させていただきます。
『組織づくり』と言われると難しいと感じがちですが、ポイントを押さえれば難しくありません。
組織を上手く機能させる上で欠かせないのが組織づくりですので、企業にとって大変重要だと思っております。
野球チームで例えさせていただきます。
野球の試合をするのに必要なポジション(役割)は、決まっています。
ピッチャー、キャッチャー、ファースト、セカンド・・・
ポジションが決まっていて、そこに誰を配置するのかを決めます。
会社組織も同じです。
会社を運営するのに必要なポジション(役割)は決まっているということです。
売上をあげてくる営業部門、商品をつくる開発部門、営業のパフォーマンスを最大化させるバックオフィス部門など
思いもつかないような、あるいは新しく考えださないといけないようなポジション(役割)はないということです。
自社にあわせ、必要なポジションをピックアップしていくイメージです。
ゼロから考えないといけないと思うと難しそうですが、必要なポジションがある程度すでに決まっているとしたらいかがでしょうか。
次に、ピックアップしたポジション(役割)に人員を配置します。
この順番が大切です。人員が先ではないです。役割が先にあって人を配置する。
人が先にきてしまうと「Aさんはこれができるからこれもやってもらおう」という本来会社に必要のない役割まで
なんとなくやってもらっていることが起きてしまいます。
また、一人一人の「やりたい」という要望を聞きすぎてもいけません。
あなたが野球チームの監督だとしたら、集まった9人全員がピッチャーをやりたいという要望を聞いていては試合が始まりません。
あなたはサード、君はショートと決める必要があります。
ポジション(役割)が決まっていることは責任が明確になるという利点があります。
野球チームの場合、ホームランを打たれた責任はピッチャーとキャッチャーに発生します。
ファーストには発生しませんよね?
会社組織も同じです。
売上が上がらなかったら営業部門の責任です。
経理部には責任はありません。
与えられた役割を一人一人が全うすれば勝つことができます。
四番バッターが四番の仕事をするのと同じように営業は営業の仕事をする、経理は経理の仕事をする。
避けるべきは、同じ役割を複数の人が担当している状態です。
みんなでやろうよという仲良し集団に多いですが、それだと責任の所在があいまいになってしまいます。
反対に役割を担当する人が決まっていないというのも避ける必要があります。
気づいた人がやろうよという組織ですが、こちらも責任者が不在の状態です。
難しく考えすぎず、まずは以下のポイントをおさえて組織づくりを考えていきましょう。
①会社を運営するうえで必要な役割はほぼ決まっている
②役割を先に決めて人を配置する
③役割が決まると責任も明確になる
役割を明確にすることで迷いが生じずに進むことができるので組織の回転、効率が良くなり働きやすい環境づくりができるのです。
株式会社PMG Partnersは組織づくりのお手伝いもさせていただいておりますので、ご興味ございましたらお気軽にご連絡ください。